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不整脈と診断された父が肥大型心筋症で突然死しました

50歳を過ぎた父は、会社の健康診断で不整脈だと診断されました。本人に自覚症状はなかったため、不整脈だと診断されても特別な治療は必要ないだろうと放置していました。

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ふてね

父が意識不明の重体なっている

50歳を過ぎた父は、会社の健康診断で不整脈だと診断されました。本人に自覚症状はなかったため、不整脈だと診断されても特別な治療は必要ないだろうと放置していました。心臓の音が大きくなったり、脈が乱れるようになったときは、必ず病院に行くように言っていましたが、父は大丈夫だと笑っていました。

しかしある日、父が会社で倒れたとして会社から連絡がありました。朝食をいつも家族で囲むようにしていますが、そのときも父は普段通りで、体調が悪そうに見えなかったので、倒れたとしても貧血か何かだろうと軽く考えていました。運ばれた病院に向かうと、看護師さんが医師から説明があるとして診療室に案内してくれました。そこで、父は肥大型心筋症だと診断されたということを聞きました。

肥大型心筋症が死因

そして家族に同じような症状の方がいますかと尋ねられたので、いないけれど、父は以前、不整脈だと診断されたことがあると話しをしました。肥大型心筋症は遺伝的な要素があることを説明してもらい、さらに父が意識不明の重体なっていること言われました。重体になっているとは想像してもいなかったので、思考停止してしまいました。すぐに治療室に案内してもらいましたが、父は複数のチューブにつながれていて、顔色は真っ白になっていました。

医師からは回復が厳しいことを告げられ、ただ見守ることしかできませんでした。そして倒れた日の深夜に父は息を引き取りました。父の突然死を受け入れられるはずはなく、病室でただぼんやりしてしまいました。肥大型心筋症が死因でしたが、不整脈だと診断されたときに、大きな病院で検査を受けていれば事は変わっていたのだろうかと、意味もないことを考えてしまいました。父の突然死に、家族だけでなく親戚や近所のことも悲しんでくれて、多くの人が葬儀に参列してくれました。

父の突然死に悲しんでばかりいては、父も成仏できないだろうと思い、少しずつ前に進んでいけるように頑張っています。

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